第188話シャット・アウト・オブ・ザ・ハート

隣でイザベラが口を開いたのを見て、セレステは再びクリフトンに向き直った。

「クリフトン、絶対にあの女をこのまま許しておいては駄目よ!」

二人は結託してミランダを貶め、彼女がいかに酷い人間であるかを並め立てた。

クリフトンは車椅子に座り、袖口のボタンを指で軽く撫でながら彼女たちを見遣った。

その視線は決して鋭いものではなかったが、背筋が凍るような冷たい威圧感を帯びていた。

イザベラは心臓が跳ね上がるのを感じた。突然、パニックの波が押し寄せてくる。

「もう済んだか?」

クリフトンはようやく口を開いた。その声は冷え切っていた。

セレステは凍りついた。「クリフトン……」

「ミランダが...

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