第7話同じベッドに横たわって

部屋の明かりが消えた。

ミランダの視界は闇に包まれたが、その分、他の感覚が研ぎ澄まされていった。

隣にいる男の規則正しい寝息がはっきりと聞こえ、まるで暖炉のように彼から放たれる熱気を肌で感じ取ることができた。

まだ会うのは二度目だというのに、同じベッドで身を横たえている現実に、ミランダの体は本能的に強張った。

落ち着いて、と彼女は自分に言い聞かせた。

これはただの取引なのだ。これから先、こんな夜はいくらでも訪れる。早く慣れなければならない。

彼女は頭の中を空っぽにし、無理にでも眠りにつこうと努めた。

意識が遠のきかけたその時、前触れもなく男の声が響いた。低く魅力的なその声は、静まり返った夜の闇...

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