第145章:もう心配しないでください

ブライオニー視点

「質問はやめて。月の女神がわたしを遣わした――時間がないの」かすかな声がささやいた。「今夜、夕食が来たら全部食べて。一粒たりとも残さないで」

「でも、毒が入ってる」薬で霞む頭のまま、わたしはもごもごと言った。

「今夜は違う。全部食べて、体内の毒素を洗い流すの。朝になれば、あなたはまた自分の狼と繋がれる」影のような人物が身を乗り出した。「わたしにできるのはここまで。あとはあなた次第よ」

わたしは眉をひそめた。「フレイヤを置いてはいけない。あの狂人、きっと彼女に八つ当たりする。それにミアも見つけなきゃ」

「ミアは大丈夫。あなたの食事をすり替えてたのは彼女よ。優先すべきは...

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