第147章:彼は子孫に値しない

ブライオニー視点

「まだはっきりした指示は見当たらないわ」私は周囲を見回しながら言った。らせん階段の脇にある細い通路の奥で、かすかな灯りがちらちらと揺れていた。「あそこよ。見つからないように渡って、あの通路まで行かなくちゃ」

私たちは素早く視線を交わすと、すぐさま駆け出した。振り返っている暇なんてない――ただ走るだけ。

通路の入口までたどり着くと、細い鉄の扉が行く手をふさいでいた。私は攻撃に備えながら、隙間ができる程度にそっと押し開けた。その先の部屋は薄暗く、いくつかのろうそくの灯りだけが頼りだった。もし外が昼間なら、逃げ出した瞬間のまぶしさで、私たちの目はしばらく利かなくなるか...

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