第165章:誰も私の仲間を傷つけない!

第百六十七章:私の伴侶に指一本触れさせない!

ブライオニー視点

「大切に預かるわ」私はそう言って本を受け取り、指先にほのかな温もりが移るのを感じた。「いろいろ教えてくれてありがとう」

ジュニパーは手慣れた手つきで教材をまとめる。「今日はここまで。……でも、廊下の様子を見たほうがいいかもね」唇の端にかすかな笑みが浮かんだ。

「廊下? 何が起きてるの?」

「耳を澄ませば、すぐわかるよ」

魔導書を鞄にしまい、扉に手をかけたそのときだった。ひそひそと押し殺した言い争いが聞こえてきて、私は角から覗き込み、思わずため息をついた。

廊下の先で、オーロラがデレクを壁際に追い詰めていた。彼女は城に...

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