第175話一緒に話そう

ブライオニー視点

「ヴィクトリア、言ったはずだ」マクスウェルが、落ち着いていながらも有無を言わせぬ声で言った。「群れの警備が最優先だ。訓練の予定もそれに合わせて調整した。ルナ・イザベラが待っている。行くぞ」

彼はそっと私の肩に手を置き、前へ促した。今度はヴィクトリアの憎悪に満ちた視線から逃げなかったが、わざと煽りもしない。私は昔の喧嘩を蒸し返しに来たわけじゃない。けれど、以前みたいに縮こまるつもりもなかった。この塩梅がちょうどいい――家を出て、その後のすべてを生き延びるうちに身につけた感覚だ。

「なんであの子が二階より上に上がっていいのよ?」ヴィクトリアが進路を塞いだ。見慣れた、あの醜い...

ログインして続きを読む