第467話

私たちは両方とも息を切らせ、激しくキスをしている時、彼が体を押し付けてきて私が家の壁に背中を押しつけられた時、その硬い石の表面に私は身震いする。それは警告もなく私の中の野性を解き放ったようだ。あらゆる思考や異議が消え去り、燃えるような欲望だけが私を包み込む。私の指は無造作に彼の蝶ネクタイを引きちぎり、首元のボタンを開け、それがどこに落ちるかなど気にもせずに捨ててしまう。アリックは私の口から首筋へと移動し、喉に沿って小さな噛み付きとキスの痕跡を残していく。彼に完全にアクセスさせるように角度を変えると、私の高ぶりは最高潮に達し、喉に触れる彼の口の燃えるような感触に身体が弱っていく。

私の脚は自然...

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