第228章 情事

藤原深がそこまで知りたいのなら、林田ククとしても情けをかけてやるしかない。その好奇心とやらを満たしてあげようじゃないか。

彼女は「ちょっと待ってなさいよ」と言い捨てると、スマホを取り出した。チックトックのお気に入りリストを開き、そのまま藤原深の目の前に放り投げる。

ククは顎をツンと上げ、勝ち誇ったような顔を見せる。

「ほら、どれでも好きに再生してみなさいよ。どいつもこいつも、あんたよりいい体してるから」

藤原深はスマホを手に取り、画面に目を落とした。そこに並んでいたのは、スクロールしても底が見えないほどの筋肉男たちの動画コレクション。瞬時にして彼の顔色が曇る。

適当にいくつか動画を...

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