第231章 主権を宣言する

藤原深は無表情のまま答えた。

「これは会社の行事だ。俺が出るのは当然だろう。別に林田清のために来たわけじゃない。あいつに俺を呼びつけるほどの大層な力はない」

「それに、俺は直属の上司でもなければ、部署も違う。彼女が何か問題を抱えても、俺のところに聞きに来ることはない。だから迷惑も何もないな」

林田山は、藤原深がこれほどあからさまに言うとは思ってもみなかった。周囲にこれだけの人がいるというのに、彼は林田山の顔を立てようともしない。

林田山の顔に貼り付いた笑みが引きつり、林田清はいっそう気まずそうに身を縮めた。

そのタイミングで高厳校長が口を開き、林田山と藤原深の関係を尋ねた。

林田...

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