第235章 解雇

林田清が発言を終えると、株主たちの間でどよめきが広がった。

「もし本当に林田ククの仕業だとしたら、華盛にとってはとんだ災難だな。林田家の内輪揉めに会社を巻き込むなんて、あまりに身勝手すぎる」

「全くだ。公私混同も甚だしい。個人的な恨みは裏で晴らせばいいものを、よりによってプレゼンの生配信で醜聞を晒すとはな。華盛を自分の家とでも勘違いしているのか? 好き勝手に振る舞って、会社の損失を彼女が補填できるとでも言うのかね」

「要するに、人選ミスだよ」

発言した男は林田清を一瞥し、その表情には明らかな軽蔑が浮かんでいた。

「そもそも林田清に邪な心がなければ、こんな騒ぎにはならなかったはずだ。...

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