第266章 枕営業は受け入れない

悪徳な芸能事務所というのは、手当たり次第に新人と契約を結ぶものだ。だが、実際に売り出すのはほんの二、三人の稼ぎ頭だけ。残りの人間は放置され、飼い殺し状態にされる。それどころか、勝手に営業することを禁じ、もし破れば契約違反だと脅してくるのだ。

多くの役者はその手口に怯え、事務所から仕事が与えられるのを口を開けて待つしかなくなる。しかし、事務所側には最初から彼らにリソースを割く気などさらさらない。まさに地獄の無限ループだ。

事務所はそうやって役者の寿命をすり減らし、相手が耐えきれずに「辞めたい」と言い出すのを待つ。そして待ち受けているのは、法外な違約金請求だ。

運よく新しい事務所が違約金を...

ログインして続きを読む