第371章 復活

林田山が覗き込んで一瞥し、写真に写っている人物を認識した瞬間、その顔色がサッと変わった。恐怖に見開かれた両目、そして理由もなく背筋がゾッとするのを感じた。

写真の中では、林田陽にぴったりと寄り添うように、少し髭を生やした六、七十代の老人が写っていた。半白の髪に、どこか厳格な表情を浮かべている。

五十をとうに過ぎているにもかかわらず、その目は爛々と輝き、鋭い視線はまるで写真を突き破り、林田山の顔を真っ直ぐに射抜いているかのようだった。

その見慣れた顔を目にした林田山は、まるで幽霊でも見たかのように弾かれたように立ち上がった。手元の飲み物をひっくり返したことすら気づかず、上ずった大声を上げ...

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