チャプター 390

その一方で、主寝室ではかつてない激戦が繰り広げられていた。ベッドからカーペット、バルコニー、シャワー室、更衣室、ジム、そしてバスルームへと……。

翌日、目を覚ましたヒルダは、自分の体が自分のものではないように感じた。頭も、歯も、舌も、喉も痛い。腰も、お尻も、胸も、お腹も、足も、すべてが痛む。トイレに行くことさえ苦痛だった。彼女はまるで、めったに使われないロボットのようだった。急激な酷使によって錆びついた部品が互いにこすれ合い、悲鳴を上げているかのようだ。だが、それに慣れる時間など与えられてはいなかった。

昨夜のネイサンは、まさに野獣のように彼女を貪った。その征服欲はあまりに凄まじく、避妊具...

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