チャプター 199

病室のやわらかな灯りが、ベッドに身じろぎひとつせず横たわるヘンリーを淡く包み込んでいた。その姿は、まるで完璧に彫り上げられた彫像のようだった。

麻酔はまだ完全には切っておらず、そのせいで彼の顔色はいつになく青白い。目は閉じられたまま、呼吸は規則正しく穏やかで、胸がわずかに上下している。

病衣の上からでも、引き締まった体つきの輪郭がはっきりと見て取れた。

無事だったほうの手は真っ白なシーツの上に置かれ、指先が少しだけ丸まっている。手の甲がこちらを向いていて、あれほどのことがあったあとでも、なお清潔で美しかった。

傷を負った右腕は毛布の外に出され、厚い包帯にぐるぐると巻かれていた。傷口そのもの...

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