チャプター 261

イザベラは、ハーディング家の地下室に閉じ込められて、もう二か月以上が過ぎていた。このあいだ、彼女には携帯電話もなく、気晴らしになるものも何ひとつなく、ついには指を折って日を数えるようにまでなっていた。

自分がここに囚われて、正確にどれほど経ったのか、もう思い出せない。ただ、連れて来られたばかりの頃、外の枝には葉が一枚もなく、むき出しだったことだけは覚えている。

いまでは、その同じ枝に新芽がのび、鮮やかな緑をまとって美しく揺れていた。

彼女が毎日いちばん楽しみにしていたのは、食事のあと窓辺に座り、静かに青葉と枝にとまる鳥たちを眺めることだった。

今日はなぜだかわからないが、体がひどく熱く...

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