第747章きみは

チャールズは一瞬言葉を止め、思考が途切れた。

まず思ったのは、カスピアンが彼女に秘密のプロポーズ計画を話すはずがないということだった。もしそうしていたなら、彼女をここへ寄越したりはしなかっただろう。

「彼がそう言ったのか?」チャールズはすぐに表情を立て直し、自然な口調で尋ねた。

「はい」ダイアナはボロが出るのを恐れて、あまり詳しく話そうとはしなかった。「休暇を取って、私へのプロポーズの準備をしていると言っていました」

チャールズはフッと笑みを漏らした。

ダイアナは少し戸惑った。「何を笑っているんですか?」

「本当にカスピアンにプロポーズしてほしいのなら、私がそれとなく伝えてやっても...

ログインして続きを読む