第754話ルイは彼女の自信

カスピアンが今夜ホテルに泊まろうと提案したことで、ダイアナは彼もついにその気になったのだと思った。だが、どうやらそれは彼女の考えすぎだったようだ。

部屋を取ったというのに、二人はただ清い関係のままだった。

キスをしても、彼がそれ以上のことをしてくる気配は一切なかった。

何もかもが、少しおかしいように思えた。

「カスピアン」まだ半分眠っているダイアナが、少し甘えるような声で彼を呼んだ。

彼女の傍らで辛抱強く待っていたカスピアンは、「どうした?」と応じた。

「私って、魅力ない?」ダイアナは彼の機能が正常なことを知っているだけに、奇妙に感じた。「他の人たちはセックスするために部屋を取るの...

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