第44章 脚の治療

夏川懐清が言った。

「見つかった。今は他所にいるが、無事らしい。……それより、外で何があった?」

夏川懐志はまずほっと息をつき、それから口を開く。

「さっき入った知らせだ。古流会が上から下まで、まとめて政府にしょっ引かれた。今はもう……古流会そのものが消えたと思っていい」

「何だって?」

「本当ですか?」

夏川懐清と夏川懐理が、ほとんど同時に声を上げた。

「どこから掴んだ情報だ。確かなのか」

比較的落ち着いていたのは懐清のほうだった。

夏川懐志はうなずく。

「裏は取ってある。間違いない」

夏川懐清は一瞬だけ黙り込み、低く問う。

「懐斗まで巻き込まれる可能性は?」

「...

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