第173話シャーロット、私を避けてるの?

病院を出ると、アレックスはシャーロットを研究所へ連れ帰った。

だが、あれほどの出来事のあとでは、シャーロットはまだ呆然としていた。車を降りてもなお、瞳には戸惑いと不安が色濃く浮かんでいる。

その様子を見て、アレックスは胸を締めつけられた。心配でたまらないのに、どう支えてやればいいのかがわからない。

彼はシャーロットを執務室まで送り、向かいに腰を下ろすと、真剣な声で言った。

「シャーロット、しっかりしてくれ。少なくともこれで、六年前の出来事が事故じゃなくて、おまえを狙った陰謀だったってことは証明された。狙われたのはおまえだけじゃないかもしれない。マーティン家全体が標的にされた可能性だって...

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