第179章:会議が一時停止しました。マーティンさんに会いに行きます

マーティン・グループにて。

「わかった。もう出て行ってくれ」

ジェームズの顔は怒りで強張っていた。デイジーが自分の背後でこれほどのことをしでかす度胸があったとは信じられなかった。

全く懲りない奴もいるものだ。明らかに、彼女に対する自分の態度が甘すぎたせいで、あんなにも無謀な振る舞いを許してしまったのだ。

「君に現状を把握させておきたかっただけさ」

アレックスは肩をすくめ、立ち上がってドアへと向かった。

出入り口に差し掛かったところで彼は足を止め、急に氷のように冷たい声を出した。

「ジェームズ、もし君がシャーロットを幸せにできないなら、何があろうと俺が彼女を連れ去る。君は二度と彼女...

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