第39章じゃあ私は何?

「シャーロット、人を利用して用が済んだら捨てるのは、いつものことか?」ジェームズはそう言い、彼女を見据える目がみるみる冷えていった。

彼は彼女が最初に身じろぎしたときから目を覚ましていた。眠ったふりをして、彼女がどう出るのか見ていたのだ。シャーロットが自分に想いを抱いていることは分かっていた。そうでなければ、昨夜のように――意識が霞んでいる状態でさえ、好き勝手にさせたりはしない。しかも、完全に酔い潰れていたわけでもない。でなければ、どうして彼の名を呼ぶ?

彼女の夫はアレックスではなかったのか。普通なら、どんな女だって今頃は夫に連絡して事情を話している。だがシャーロットは眉ひとつ動かさず、ア...

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