永遠は長い時間です。

エリオット

部屋全体が輝いていたけれど、彼女の輝きには到底及ばなかった。ブランケットのドレスをまとい、きらめくティアラを戴いたメイシー。笑いすぎて頬を染め、その瞳は梁に吊るされたどんなフェアリーライトよりも明るく輝いている。彼女は光そのものだった。誰もが彼女を見つめ、拍手し、歓声を上げ、彼女にふさわしい愛を降り注いでいた。彼女はその一秒一秒を全身で受け止め、くすくすと笑い、くるくると回り、まるでこの瞬間のために生まれてきたかのようだった。俺の胸はいっぱいになり、自然と口元が緩んで笑みがこぼれるのを止められなかった。彼女を誇りに思った。胸が痛くなるほどに。だが、その誇りの奥底で……何か...

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