第八十八章

―セフィ視点

彼はキスの途中で動きを止めた。その青い瞳が私を捉える。「俺のシャツ、全部君に着てもらうことになるかもしれないな、ソルニシュコ。Tシャツよりこっちの方が似合ってる」

私は彼に微笑みかけ、彼が隣に入れるようベッドの奥へと体をずらした。彼は体を伸ばし、私を受け入れるように両腕を広げる。私は彼の胸に身を預け、足を彼の足に絡ませた。私が指先で彼の胸を軽く撫でると、彼の手は迷わず私の髪へと伸びてくる。

彼はため息をついた。「本当にアルマンドとの会合に行っても大丈夫なのか? 行きたくなければ無理しなくていいんだぞ」

私は彼の胸に顎を乗せ、そのハンサムな顔を見上げた。「あなたがそれで良く...

ログインして続きを読む