第442章

病室にて。

点滴を受けながら、母は陽介の手を強く握りしめ、今にも泣き出しそうだった。

「陽介、どうしたらいいの? 星良はまだ二十二なのよ。こんなことになって、あの子はこれからどうやって生きていけばいいの? お義父様や、死んだあの子の父親になんて申し開きをすればいいのよ」

母は声を上げて泣き崩れた。

陽介はベッドの端に腰を下ろし、喉の奥に苦いものを感じながら、鬱屈とした思いを吐き出した。

「母さん、この件は俺が何とかする」

「どうするって言うの? 写真も動画も、もう全部出回ってしまったわ。星良はまだ嫁入り前なのよ。こんな醜聞が広まって、これからどこの良家が貰ってくれるって言うの?」...

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