第378章

青木易揚のマンションの下に到着すると、私は細心の注意を払って彼を支え、一歩ずつエレベーターへと運び込み、上の階へと向かった。

ドアをノックするや否や、家政婦が慌てた様子で出迎えてくれた。

彼女は青木易揚がこれほどまでに泥酔しているのを見て、思わず声を上げる。

「あらまあ、またこんなになるまで飲まれて……!」

私の胸がぎゅっと締め付けられる。慌てて問いかけた。

「彼は、いつもこんなにお酒を?」

家政婦は顔を曇らせ、深い、深いため息をついた。

「ええ、静香さん。青木家であんなことがあってからというもの、若様はずっとお酒に逃げていらっしゃって」

そう言いながら、私と協力して青木易揚...

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