第381章

アシスタントが資料をまとめて持ってくるまでの僅かな時間、私は再び思索の海へと沈んでいった。

ほどなくして、アシスタントが整理された資料を届けてくれた。

私はファイルを受け取り、丁寧に目を通していく。青木グループは伝統的なサービス業の分野において確固たる礎を築いている一方、鈴木グループは新興技術の応用分野に秀でている。この二社には、確かに相互補完の可能性がある。

心の中で提携の切り口や具体的なスキームを弾いているうちに、いつの間にか定時を過ぎていた。

窓の外、西に傾く太陽を眺めながら大きく伸びをする。そろそろ帰ろうと腰を浮かせたその時、スマートフォンの画面がパッと明るくなった。青木易揚...

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