第386章

私はすぐさま青木易揚に連絡を取り、葉田水奈と大前の陰謀、そして協力の提案について、その一部始終を包み隠さず伝えた。

青木易揚は黙って耳を傾けていたが、やがて口を開くと、その声には冷徹な響きが混じっていた。

「葉田水奈……よくもまあ、やってくれる。だが、山本翔一に本気で手を組む気があるのか?」

山本翔一と青木易揚の会談の場として茶室をセッティングしたものの、私の心中は穏やかではなかった。二人が顔を合わせ、一体どんな火花が散るのか、予想もつかなかったからだ。

先に口火を切ったのは、山本翔一だった。

「青木易揚。今回、静香に頼んであんたとの席を設けてもらったのは、本気で手を組みたいからだ...

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