第417章

それを聞いて、山本翔一との間には解決すべき深刻な問題が横たわっているのだと悟った。私は覚悟を決め、里弥に声をかける。

「里弥、ママとおじさん、少し大事な話があるの。先にお部屋に戻って遊んでいてくれる?」

里弥は聞き分けよく、少し不満げながらも人形を抱いて寝室へと戻っていった。

山本翔一の声が、微かに震えている。

「静香……聞かせてくれ。お前と野村利樹は、一体どういう関係なんだ」

彼の視線が私の瞳を射抜く。まるで、そこから真実を直接抉り出そうとするかのように。

山本翔一の探るような視線を真っ直ぐに受け止め、私はゆっくりと口を開いた。

「私と野村利樹さんは、本当にただの友人よ。彼は...

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