第339章 私は眠れない、あなたはまだ眠れるの?

今になってようやく探しに来たわけか。さっきまでどこに行ってたんだ?

陸川北斗は相変わらず自分を無視し、あまつさえ背中を向けたままだ。天樹夢子は手を伸ばすと、その背中をぱしんと叩いた。「もう折れてあげたんだから、受け入れなさいよ!」

陸川北斗はフンと鼻を鳴らす。「誠意が全く感じられないな」

この言葉に天樹夢子はカチンときて、声を張り上げた。「SNSにも投稿したし、トップにも固定した。それに、あなたを探しに外まで出て、こうして機嫌を取ってるじゃない。どこが誠意ないっていうのよ?」

陸川北斗が口を開く前に、天樹夢子は彼の背中を見つめて続けた。「陸川北斗、私、スリッパ履いてるのよ。今、すっご...

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