第418章 陸川北斗、私は妊娠した

陸川北斗はその様子を見て、言葉を続けた。「指輪は俺がデザインしたんだ。内側が逆V字になってるのは、結婚したらもう、一生外さないようにと思ってな」

そこまで言って、陸川北斗は眉をひそめた。「まさかお前があんなに気性が荒いとは思わなかった。血まみれになってまで指輪を引っこ抜くなんて」

「こうなるって分かってたら、あんな指輪で面倒な真似はしなかったんだが」

十指は心に通ずと言う。天樹夢子の指からまだ消えていない傷跡を見つめ、陸川北斗の胸中は複雑な思いで満たされた。

あの時、彼女はきっとひどく失望し、悲しんでいたに違いない。

陸川北斗が結婚指輪に込められた意味を語ると、天樹夢子はなんとも言...

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