第237章

「そしたら、毎日望月おじちゃんに会える?」ククは小首を傾げた。その愛らしい仕草は、人の心を蕩かしてしまいそうだ。

 望月琛は意外に思い、同時に感動し、一歩前に出ると彼女の小さな手をそっと握った。

「じゃあ、毎日望月おじちゃんに会いたい?」

「望月おじちゃんのこと、けっこう好きだよ」ククは指をつんつんと突いた。「望月おじちゃんが工作下手でも、あたしは好き。ただ、望月おじちゃんがあたしをちゃんと見ててくれなかったから、ママは怒ってるの」

 望月琛はまさに泣き笑いするしかなかった。

 彼はククの頭を撫で、穏やかに笑う。「早く学校に行きなさい」

 ククは少し名残惜しそうだ。「じゃあ、望月...

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