第13章 視界
だが、若林星奈は理由を聞かなかった。聞く気にもなれない。
少なくとも会社なら人目がある。西野直人も、そうそう無茶はできないはずだ。西野社長としての体面くらいは、まだ気にしているだろう。
星奈はひと言も発さず、黙って彼のあとをついていった。
専用エレベーターで最上階へ。たどり着いたのは社長室だった。
「今日から、お前はここで働け」
「働く?」
星奈は思わず目を見開く。
「あなたが、そんな親切なことを?」
その言葉に、西野直人は振り返った。見下ろす視線は冷え切っていて、声音には有無を言わせぬ強さがある。
「余計なことは考えるな。じいさんに、お前へ仕事を回せと言われただけだ。何を...
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チャプター
1. 第1章 彼に会う!
2. 第2章 人喰いの悪魔?
3. 第3章 帰宅!
4. 第4章 轢き殺せ!
5. 第5章 復讐の刀
6. 第6章 彼と関係ができた?
7. 第7章 彼こそが彼女の男だ!
8. 第8章 パフォーマンス
9. 第9章 火に油を注ぐ
10. 第10章 真犯人
11. 第11章 西野社長のメンツ?
12. 第12章 実家
13. 第13章 視界
14. 第14章 無作法な!
15. 第15章 死んだ
16. 第16章 資格がない
17. 第17章 口の利き方に気をつけろ
18. 第18章 優しい人
19. 第19章 噂
20. 第20章 策に溺れる
21. 第21章 聞き間違えた?
22. 第22章 足が頭に先んじる
23. 第23章 押し出す
24. 第24章 キャリアを築く
25. 第25章 得体の知れない熱気
26. 第26章 手を出しすぎだ
27. 第27章 彼女は必ず離婚しなければならない
28. 第28章 すべて私の管轄よ
29. 第29章 署名
30. 第30章 一滴の血
31. 第31章 鑑定結果
32. 第32章 彼女に5年間ブロックされた男
33. 第33章 拾い上げる
34. 第34章 七日間
35. 第35章 忽然と消えた
36. 第36章 虫の息
37. 第37章 君の望むとおり
38. 第38章 本当に君なのか
39. 第39章 赤信号
40. 第40章 愛人
41. 第41章 これはただの始まり
42. 第42章 君に何の資格があるのか
43. 第43章 死角なし
44. 第44章 攻めずして自滅する
45. 第45章 プランB
46. 第46章 自作自演
47. 第47章 芝居は終わった
48. 第48章 根こそぎ引き抜く
49. 第49章 手を放す
50. 第50章 弱点
51. 第51章 常識外れの手を打つ?
52. 第52章 招かれざる客
53. 第53章 消えろ!
54. 第54章 私を待っていて
55. 第55章 彼女とは無関係
56. 第56章 隠し妻‘
57. 第57章 血まみれの男
58. 第58章 妻を追う
59. 第59章 どんな身分で
60. 第60章 指図する?
61. 第61章 男
62. 第62章 彼女は何と引き換える!
63. 第63章 人目もはばからず妻を追いかける
64. 第64章 誰が獲物か
65. 第65章 三者
66. 第66章 黒い影
67. 第67章 自殺
68. 第68章 ウォーミングアップから始める
69. 第69章 腰を痛めないようにね
70. 第70章 いい芝居の幕開け
71. 第71章 心が揺らぐ?
72. 第72章 結婚して子をもうける
73. 第73章 踏み台にして成り上がる?
74. 第74章 これだけ?
75. 第75章 彼女は現れるべきではなかった
76. 第76章 新しい隣人
77. 第77章 譲渡?
78. 第78章 コネを作る?
79. 第79章 二人の見知らぬ人
80. 第80章 高熱
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