チャプター 70

イライジャ・ヴォーン。

俺の下で完全に服従している彼を見るのは、中毒になりそうだった。

彼の表情一つひとつが、俺の渇きを煽る。わずかに開いた口、半開きの目、そして俺の手の下で収縮する筋肉の感触。

そんな風に完全に身を委ね、掠れた声で俺の名前を欲しがって喘ぐ姿を見ると……俺の中で業火が燃え上がるようだった。

尻を鷲掴みにされ、ぐいと引き下ろされてさらに深く埋め込まれると、俺の爪が彼の肩に食い込んだ。唇から大きな喘ぎ声が漏れる。

全身が震え、快楽の波が俺を完全に飲み込んでいく。

「ダンテ……ダンテ……すごい……そのまま……」

純粋な快楽に彼が低く唸り、俺をきつく抱きしめると、俺の言葉...

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