第388章

庄司玉輝は振り返り、保坂浩介をにらみつけた。

「どういうおつもりですか?」

保坂浩介は鼻で笑い、

「こいつを座らせて俺と話させろ。話さねえ? いいだろ。だったらお前らのスタジオ、潰してやる」

言い方は横柄そのもの。庄司玉輝も小林絵里も、まるで眼中にない。

しかも狙いは、あからさまに小林絵里だった。

庄司玉輝の表情が曇る。

小林絵里が一歩前に出て、静かに問いかけた。

「失礼ですが……わたし、あなたのこと存じ上げません」

「別にいい。俺が知ってりゃそれで十分だ。ほら、ここに座れ」

保坂浩介は自分の太腿をぽんぽんと叩いた。

その瞬間、周囲から下卑た笑いが起こる。保坂浩介の連れ...

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