第459章

坂田和也とかいうクズ男、どこがいいわけ?

小林絵里のことは好きでもないくせに、離婚だけはしない。

松本桜は思い出すたびに、つい唾を吐きたくなる。縁起でもない。

……

15分後。

小林絵里がレストランの入口に姿を見せた。

松本桜はすぐさま駆け寄ると、彼女の手を引いて席へ連れていき、少し離れたところで料理を運んでいる男の子を指さした。

「ほら、あそこ」

小林絵里が目を向けると、須藤星皓が店の制服姿で、トレーを手に料理を運んでいた。

松本桜がひょいっと手を上げる。

「すみませーん、店員さーん!」

須藤星皓は反射的に返事をした。

「はい……?」

そう言いながら振り向いた瞬間...

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