第677章

古川修一は首をかしげたまま、「どういうことだ?」と怪訝そうに言った。

坂田和也は眉をひそめる。「さあな……あの飯の匂い嗅いだだけで、吐きそうになる」

「じゃあ俺が、別のやつに作らせて持ってこさせる。試してみるか」

坂田和也は拒まなかった。ただ、ぐったりと目を閉じる。

楓の苑。

小林絵里と松本桜は食事を終えると、リビングでゲームを始めた。

「ちょ、助けて!」

「うそ、二人とも死んだ!」

「無理無理! このジャングル、なんでこんな金持ちなの!?」

桜の悲鳴が途切れない。1試合負けるたびにベッドへへなへなと倒れ込み、次の試合が始まればまた闘志満々。

絵里は終始落ち着いた顔で、動...

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