第108章

ケイラン視点

自習時間の開始を告げるベルが鳴り、サマーが荷物をまとめて教室を出ていくのを見送った。動きは鈍く、足取りもおぼつかない。トンプソンの授業の大半、彼女は眠っていた。腕を枕にして机に突っ伏し、三列後ろの俺からでも、疲労がその身体の隅々にまで刻みつけられているのがわかった。

起こしたかった。実際、二度も立ち上がりかけた。だがそのたびにローガンが俺の腕をつかみ、「馬鹿な真似はやめろ」とでも言いたげな目を向けてきた。だから俺は席に残り、彼女が眠るのを見ているしかなかった。ミアが十分おきに彼女をつついて起こすのを、彼女がびくりと上体を起こして、ずっと話を聞いていましたという顔を作ろうとする...

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