チャプター 167

サマー視点

ポーチの灯りがついていた。

車で私道に乗り入れたとき、真っ先に目に入ったのはそれだった――ポーチの灯り。あれはいつも、寝る前にママが必ず消す。時刻はもう午前一時近くで、家の中はそのひとつの金色の光と、カーテン越しに揺れる居間のスタンドのかすかな明滅を除けば、闇に沈んでいた。

私は、音を立てないことが赦しを買えるかのように、できるだけそっと玄関の扉を押し開けた。けれど、そんなものは関係なかった。ママは居間に座っていた。服もそのまま、脚を組み、テーブルの脇にはとっくに冷めきったコーヒーが置かれている。膝の上のタブレットには端末探索の画面が表示され、私を示す小さな点がサウスボストン...

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