第358章 至る所に高橋樹!

昼休みを丸々費やして待っていたというのに、結局、古賀硯司からは古賀グループへ戻れという連絡は来なかった。

昼休憩を終えて会議室に戻ると、皆は午前中の騒ぎなどなかったかのように私を席に促し、残りの議題についての討議を再開した。

ただ一つ違っていたのは、本来なら篠原白珠が座るはずだった席に、見知らぬ顔の社員が座っていたことだ。

全員が平静を装っている。だが、神崎暁は彼らの態度に、どこか奇妙な「余所行きの丁寧さ」が混じっているのを敏感に感じ取っていた。

私が席を外していた昼の間に、高山補佐はいったい何を吹き込んだのだろうか。

……

会議室に再び姿を現した高山補佐は、大量のテイクアウトを抱...

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