第17章

中村海は佐藤暖子が自分を誘っていると思い込み、下卑た笑みを浮かべながら言った。「エロい女だな、さっきのは駆け引きだったのか?俺はお前みたいな淫らな女が大好きだぜ」

佐藤暖子は内心では吐き気を覚えながらも、表面上は笑顔を崩さず、わざと媚びるように言った。「だって女の子ですもの、少しは奥ゆかしくしないといけませんよね?」

中村海は手を伸ばして佐藤暖子の細い腰に回し、にこにこしながら言った。「君の言う通りにするよ。どこに行きたいんだ?」

佐藤暖子は中村海の友人たちを見て、彼らがついてくるのを恐れ、指を中村海の喉仏に這わせながら、挑発的な口調で言った。

「私たちがことをするのに、彼らもついて...

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