第302章 ルディの正体

その場にいる大人たちは皆、テーブルに並んだ薬品と三人の子供たちを唖然として見つめていた。

「この薬、本当に効くのか。なんてこった、一体何を見せられているんだ? 本当にこの三人の子供が作ったっていうのか?」

カイルは信じられないといった様子で呟き続けた。

キツネは手を伸ばし、ホッキョクグマの内股を思いきりつねった。

それを見た男たちは一斉に顔をしかめ、無意識に両脚をきゅっと閉じた。

「ほら、検証済みだ。いくらつねってもホッキョクグマは目を覚まさない。どうやらこの麻酔薬の効果は本物のようだな」

キツネは立ち上がり、興奮の色を浮かべて言った。

「この子たちの言う通りだ。これがあれば、...

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