第11章
大手の仕事は早かった。新藤鈴奈が家に戻るころには、もう神園和臣の秘書から書類が届いていた。
前に見せられたものより、今回のほうがずっと正式だ。
『新藤さん、一度ご確認ください。問題がなければ、明日会社までお越しいただき、正式にご契約いただければと思います』
鈴奈は礼を返し、それから少し迷った末、そのデータを三浦江成にも送った。
ほどなくして、三浦江成から電話がかかってくる。
「契約書って、どういうことだ? どこが君を取りたがってるんだ?」
「神園和臣さんです」
鈴奈は立ち上がってリビングのソファに腰を下ろし、自分のために水を一杯注いだ。
「今日、撮影現場の視察に来たとき、急に...
ログインして続きを読む
チャプター
1. 第1章
2. 第2章
3. 第3章
4. 第4章
5. 第5章
6. 第6章
7. 第7章
8. 第8章
9. 第9章
10. 第10章
11. 第11章
12. 第12章
13. 第13章
14. 第14章
15. 第15章
16. 第16章
17. 第17章
18. 第18章
19. 第19章
20. 第20章
21. 第21章
22. 第22章
23. 第23章
24. 第24章
25. 第25章
26. 第26章
27. 第27章
28. 第28章
29. 第29章
30. 第30章
31. 第31章
32. 第32章
33. 第33章
34. 第34章
35. 第35章
36. 第36章
37. 第37章
38. 第38章
39. 第39章
40. 第40章
41. 第41章
42. 第42章
43. 第43章
44. 第44章
45. 第44章
46. 第46章
47. 第47章
48. 第48章
49. 第49章
50. 第50章
51. 第51章
52. 第52章
53. 第53章
54. 第54章
55. 第55章
56. 第56章
57. 第57章
58. 第58章
59. 第59章
60. 第60章
61. 第61章
62. 第62章
63. 第63章
64. 第64章
65. 第65章
66. 第66章
縮小
拡大
