第176章 愛の告白

佐藤奈須が答える間もなく、鈴木七海は言葉を継いだ。

「足が治るに越したことはないけれど、治らなくても構わないわ。私がずっとそばにいるもの」

「あなたが行きたい場所へはどこへでも連れて行ってあげる。もし、どうしても自分の足で立ちたいと言うのなら、研究所だって設立するわ。それに、もしあなたが他のことを心配しているのなら……」

鈴木七海は身を屈め、両腕を彼の首に絡ませると、耳元で甘く囁いた。

「そんなこと、気にする必要はないわ。あの体勢、私も嫌いじゃないもの。私が上に乗るの……あなたも嫌いじゃないでしょう?」

その声音は柔らかく、佐藤奈須の心を甘く痺れさせる。

「それに……」

彼女の...

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