第272章 協力するか

村上佳行がどうやってあれらを用意したのか分からない。何年もかけて準備したのだろうか、それともオークションで急遽競り落としたのだろうか。もっとも、中には確かに最近オークションに出品されていたものもあった。

幸い、鈴木七海には専用のジュエリー・ルームがある。これほど大量のジュエリーは定期的な手入れが必要だが、彼女自身はそういった作業を面倒に思っており、いつも佐藤奈須に任せきりだった。

「もういいわ、明日は誰かに片付けさせて。多すぎて見てるだけで頭が痛くなる」

鈴木七海はまた佐藤奈須の胸に寄り添った。

最近、彼女はしきりに彼の体にまとわりつく。自分でもスキンガーガーにでもなったのではないか...

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