第307章 頭おかしいんじゃないか

「森下美香、あんたって一体どんな人間なの?政光があれほど助けてあげたのに、感謝するどころか、自分が白崎家の真の後継者に嫁ぐことしか考えていないなんて。本当に自分がトップ女優にふさわしいと思っているの?あの時の賞、本当に実力で勝ち取ったとでも?ファンはあんたをトップ女優だと持て囃しているけれど、業界内では誰もが知っていて、鼻で笑っているわよ」

上村愛美の放つ言葉は、一言一句が鋭い刃となって森下美香の胸を容赦なく抉った。

「政光があんたのためにこれだけ尽くして、何を得たというの?あんたの野心と強欲を助長しただけじゃない。よくもまあ、のうのうとここに突っ立って私に理屈をこねられるわね。塩浦正美...

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