第285章 計画変更

笑顔が消えたというのに、ナイヴィクの声はどこか弾んでおり、微かな歓喜すら滲ませていた。

草柳真名はその様子を誰よりも熟知している。おそらく何か悪い知らせが入ったのだろうが、相手との関係上、本心を隠さざるを得ないのだ。

何か厄介な事態が起きたに違いない。だが、彼女はそれほど気に留めていなかった。自分たちの計画にまで影響が及ぶとは思えなかったからだ。

「草柳さん」

しかし、電話を切ったナイヴィクは、深刻な面持ちで真名へと視線を向けた。

真名が彼を見返した瞬間、二人の視線が交錯し、彼女の胸の奥に不吉な予感が渦巻いた。

「どうしたの?」

喉がカラカラに乾いていた。

ナイヴィクはすぐに...

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