第204章 祝賀

三十分後。

メイヨー・コーポレーションの提携先が、次々と出資を引き揚げた。

社長室。

秘書が顔面蒼白で飛び込んでくる。

「津崎社長、大変です!」

「何を慌ててる。落ち着いて話せ」津崎富岡は不機嫌そうに吐き捨てた。

秘書は言葉を噛みながらも必死に続ける。

「津崎社長……瑞栄商事の社長からで、出資を引き揚げると……」

「は?」津崎富岡は目を見開いた。「何を言ってる。冗談だろ」

「それが……奥さまと、お嬢様が……」

秘書はそこで口をつぐむ。

「言え!」津崎富岡は歯を食いしばり、低く怒鳴った。「あいつら、今度は何をやらかした!」

秘書は観念したように、ネット上で起きている騒動...

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