第147章 高坂檸檬は自分勝手な恩知らずを甘やかさない

檸檬は純を見つめた。どうして当たり前のように、自分が手伝うべきだと思っているのだろう?

彼女は淡々と口を開いた。「昨日のイベントで、私にしたこと、言ったこと、忘れたの?」

お人好しにも程がある!

純は途端に気まずくなった。「わ、私だって、あのクズ男に騙されたんだから」

「へえ、それが私に何の関係があるの? 私が裸の写真を撮られたわけでもないのに!」

もし自分の裸の写真だったら、純はとっくにそこら中に言いふらしていただろう。

このご時世、他人が尽くしてくれるのが当然だと思っている人間が多すぎる!

檸檬はそんな相手を構ってやるつもりはない!

自分に道徳心がなければ、道徳で縛られるこ...

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