第149章 クズ男を痛めつける、報いは逃れられない

檸檬は純を振り返る。「でも、私は道徳の押し売りは受け付けない」

何を言うか。謝ったんだから、これ以上どうしろって言うの?

こんな言葉、彼女は高坂家で小さい頃から聞き飽きるほど聞いてきた。

「檸檬、これのどこが道徳の押し売りよ。謝ってあげたのに。ちょっと手伝ってほしいだけなのに、そんなに偉そうにして誰に見せてるわけ?」

純は都会の一人っ子として、小さい頃から甘やかされて育ち、こんなに人に頼み込んだことはなかった。

彼女としては、もう十分に低姿勢に出ている。檸檬はこれ以上何を望むというのか?

檸檬は落ち着いた口調で言った。「あなたに見せてるのよ」

それが何か?

純は途端に悔し涙を流...

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