第228章 ぶりっ子の末路が悲惨

北斗は湘子の髪を容赦なく力任せに掴んでいた。

湘子は痛みに涙を流す。「昨日は全身傷だらけで……もし檸檬さんのところへ行く途中で記者に撮られたら、きっと変なことを書かれると思って……だから、傷が少し良くなってから行こうと思ったんです」

「嘘をつくな。こっそり病院に行けば、マスコミに見つかるはずがない。お前は行きたくなかっただけだ。俺と檸檬を仲違いさせて、兄妹の縁を裂こうとしたんだろう?」

北斗は言えば言うほど腹が立ち、手を振り上げて湘子の頬を張った。

湘子は痛みで目の前に火花が散り、ほとんど立っていられないほどだった。

彼女は慌てて南斗のそばに隠れ、哀れっぽく言った。「北斗兄さん、本当...

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